- 3歳とおうち工作を始めてみた
- 6月らしく、かたつむり制作に挑戦
- でも、現実はなかなか思い通りにいかない
- 一番盛り上がったのは、朝の適当な遊びだった
- 子どもが楽しむものは、親の予想通りにはいかない
- おうち工作で育つもの
- 習い事の代わりに、家でできること
- 頑張りすぎなくても、ちゃんと楽しい
- これからも、気軽に始められる遊びを
3歳とおうち工作を始めてみた
最近、長女(3歳)とおうちで工作を楽しんでいます。
といっても、立派なものを作っているわけではありません。
折り紙を切ったり、のりで貼ったり、顔を描いたり。
家にあるもので、できる範囲で、ゆるく遊んでいます。
それでも、子どもにとっては十分楽しい時間になるようで、最近は「今日は何作る?」と考えるのが、私の中でも少し楽しみになってきました。
この日は、6月らしく「かたつむり制作」をしてみることにしました。
6月らしく、かたつむり制作に挑戦
せっかくなら季節を感じられるものを作りたい。
そんな気持ちで、かたつむりを作ることにしました。
紙を用意して、絵の具も出して、テラスで制作スタート。
親としては、
「楽しい思い出になればいいな」
「季節を感じてもらえたらいいな」
「ちょっとした知育にもなるかな」
そんな期待もありました。
絵の具を使うだけで、いつもの工作より少し特別感が出ます。
長女も最初は楽しそうにしていて、これはいい時間になりそうだなと思っていました。
でも、現実はなかなか思い通りにいかない
ところが、始めてみると現実はなかなか予定通りにはいきません。
外は思ったより風が強くて、紙が動く。
絵の具も飛びそうになる。
こちらは「ちょっと待って」「そこ押さえて」「こぼさないで」と、だんだん声かけが増えていきます。
楽しくやるつもりだったのに、いつの間にか親の方が少し必死になっていました。
長女もだんだん集中力が切れてきて、少しずつ機嫌が怪しくなってきます。
決して失敗だったわけではありません。
かたつむりも作れたし、絵の具を使う経験もできました。
でも、私が思い描いていたような「にこにこ楽しい制作タイム」とは、少し違う展開になりました。

一番盛り上がったのは、朝の適当な遊びだった
そんな日のことを振り返っていて、ふと思い出したのが、その日の朝にやった遊びです。
折り紙を適当に切って、
「これはパン」
「これはハム」
「チーズものせよう」
と言いながら、サンドイッチを作る遊びをしました。
準備時間はほぼゼロ。
特別な材料もありません。
折り紙とハサミと、少しの想像力だけ。
でも、振り返ると長女が一番楽しそうだったのは、むしろこちらでした。
「サンドイッチできた!」
「ママ食べて!」
そんなふうに言いながら、何度も何度も作っていました。
親が気合いを入れて準備したかたつむり制作より、朝の思いつきで始めたサンドイッチごっこの方が、長女の心にはまっていたのかもしれません。
子どもが楽しむものは、親の予想通りにはいかない
親としては、どうしても「ちゃんとした活動」を用意したくなります。
工作なら季節感のあるものを。
知育なら少し学びにつながるものを。
せっかく時間を使うなら、意味のあることを。
そんなふうに考えてしまいます。
でも、子どもにとって大切なのは、親が考えた価値とは少し違うのかもしれません。
うまく作れることよりも、自分で切れたこと。
完成度よりも、好きなように貼れたこと。
季節感よりも、「ママ食べて」と言えたこと。
その瞬間に自分が楽しいと思えることの方が、ずっと大事なのかもしれないなと思いました。

おうち工作で育つもの
ハサミで切る。
のりで貼る。
色を選ぶ。
見立てる。
想像する。
親とやり取りする。
おうち工作には、いろいろな要素があります。
でも、それを最初から「学び」にしようとしすぎると、親の方が苦しくなることもあります。
これは手先の発達にいいはず。
これは想像力が育つはず。
これは季節の理解につながるはず。
もちろん、そういう面もあると思います。
でもまずは、子どもが「楽しい」と感じること。
親も「まあいっか」と笑えること。
そこが一番大事なのかもしれません。
習い事の代わりに、家でできること
最近、長女の習い事について考えることがあります。
もちろん、習い事には習い事の良さがあります。
先生に教えてもらうこと。
同じ年頃の子と一緒に過ごすこと。
家ではできない経験をすること。
それはとても大切なことだと思います。
でも一方で、家だからこそできることもあるなと感じています。
時間に追われず、子どもの気分に合わせられること。
失敗しても、途中でやめてもいいこと。
準備が完璧じゃなくても、すぐ始められること。
親子の会話の中で、自然に遊びが広がっていくこと。
こういう時間も、子どもにとっては十分豊かな経験なのかもしれません。

頑張りすぎなくても、ちゃんと楽しい
親としては、つい頑張りたくなります。
せっかくならいいものを作りたい。
子どもに良い経験をさせたい。
ただ遊ぶだけではなく、何か意味のある時間にしたい。
私もよくそう思います。
でも今回、かたつむり制作とサンドイッチごっこを比べてみて、少し肩の力が抜けました。
頑張って準備したものが、必ずしも一番盛り上がるわけではない。
逆に、5分で始めた適当な遊びが、子どもにとってはすごく楽しい時間になることもある。
そう思うと、おうち工作のハードルが少し下がりました。
これからも、気軽に始められる遊びを
これからも、季節の工作は楽しみたいと思っています。
かたつむりも、あじさいも、七夕飾りも、作ってみたいものはたくさんあります。
でも、きれいに完成させることよりも、親子で楽しく過ごせることを大事にしたいです。
準備ができていなくてもいい。
材料がそろっていなくてもいい。
思いつきで始めてもいい。
折り紙を切って、貼って、何かに見立てて、笑う。
そんな小さな時間を、家の中に少しずつ増やしていけたらいいなと思います。
子どもにとっての楽しい時間は、案外、親が頑張りすぎないところから始まるのかもしれません。