健やかに現代を生きる子育て。

地方都市で3歳・1歳姉妹を育児中の30歳の主婦。子どもの成長と、育児期の女性の健やかさを日々の中で考えるブログ。

疲れた日の育児は「ちゃんと」より「今日を終える」でいい

疲れていても、育児は止まらない

子育てをしていると、どうしても何もできない日があります。

朝から体が重い日。
夜中に何度も起こされて、寝た気がしない日。
子どもの機嫌が悪くて、何をしても泣かれる日。
自分の体調も心も、なんだか限界に近い日。

そんな日でも、育児は止まりません。

子どもはお腹が空くし、オムツも替えなければいけない。
ご飯を用意して、着替えさせて、洗濯して、お風呂に入れて、寝かしつける。

いつも通りの一日が、いつも通りに始まってしまいます。

でも、母親の体力や心の余裕は、毎日同じではありません。

元気な日もあれば、何もしたくない日もあります。
笑って受け止められる日もあれば、少し泣かれただけで心が折れそうになる日もあります。

どんなに疲れていても、止まらない育児

「ちゃんと」が自分を追い詰める日がある

以前の私は、疲れている日でも「ちゃんとやらなきゃ」と思っていました。

ちゃんとご飯を作らなきゃ。
ちゃんと部屋を片付けなきゃ。
ちゃんと子どもに優しくしなきゃ。
ちゃんとお風呂に入れて、ちゃんと寝かせなきゃ。

でも、その「ちゃんと」が積み重なるほど、自分がどんどん苦しくなっていきました。

子どものために頑張りたい。
家族のために整えたい。
そう思っているはずなのに、気づけば自分がいちばん余裕をなくしている。

そして、余裕がなくなると、子どもの小さな失敗にも強く反応してしまう。

こぼしただけ。
泣いただけ。
着替えを嫌がっただけ。
トイレに間に合わなかっただけ。

本当は、子どもだって困っているだけなのに、こちらの疲れが限界に近いと、受け止める力が残っていません。

疲れた日の目標は「今日を終えること」

そんな日が何度か続いて、私は少しずつ考え方を変えるようになりました。

疲れた日の目標は、完璧にこなすことではなくていい。
疲れた日の目標は、ただ「今日を終えること」でいい。

ご飯は簡単でいい。
冷凍食品でもいい。
納豆ご飯でもいい。
ふりかけご飯でもいい。
お惣菜でもいい。

子どもが食べて、お腹が満たされれば、それで十分です。

お風呂も、毎日完璧にしなくていい。
シャワーだけの日があってもいい。
どうしてもしんどい日は、体を拭くだけでもいい。

部屋が散らかっていてもいい。
洗濯物が畳めなくてもいい。
おもちゃが床に落ちていてもいい。

家が少し乱れていても、今日一日を乗り切れたなら、それはもう十分すごいことです。

最低限は「食べる・洗う・寝る」でいい

子育て中の「最低限」は、意外と少なくていいのかもしれません。

食べる。
洗う。
寝る。

まずはこの3つだけでいい。

それ以上のことは、余裕がある日にやればいい。

母親が限界まで頑張って、最後に爆発してしまうくらいなら、最初から少し手を抜いておいたほうがいい。

これは甘えではなく、暮らしを続けるための知恵だと思います。

子どもにとっても、完璧な食事やピカピカの部屋より、少しでも穏やかな母親がいるほうが安心かもしれません。

夕方は、特にがんばりすぎない

一日の中でも、夕方は特に大変です。

朝から積み重なった疲れが出てくる時間。
子どもも眠くなったり、お腹が空いたり、機嫌が崩れやすい時間。
こちらも夕飯、お風呂、片付け、寝かしつけのことを考えて、頭がいっぱいになっている時間。

この時間に「ちゃんとしよう」とすると、本当にしんどくなります。

だから夕方こそ、ハードルを下げていいと思っています。

夕飯は、子どもが食べられるものならOK。
テレビに頼ってもOK。
お風呂は短くてもOK。
片付けは明日でもOK。

夕方の目的は、理想の育児をすることではなく、家族全員が夜までたどり着くこと。

それだけで十分です。

理想の育児は一旦捨てる

怒ってしまう日があっても、終わりじゃない

もちろん、毎日穏やかでいるなんて無理です。

怒ってしまう日もあります。
言いすぎてしまう日もあります。
あとから「なんであんな言い方をしたんだろう」と落ち込む日もあります。

でも、それでもいい。

母親も人間です。
疲れるし、眠いし、限界もあります。

大切なのは、怒らない母親になることではなく、怒ってしまったあとに少し戻ってこられることなのかもしれません。

「さっきは言いすぎたな」
「ママ疲れてた、ごめんね」
「もう一回ぎゅーしよう」

完璧じゃなくても、やり直せる。
そのくらいでいいと思います。

今日を終えられたら、それだけで合格

疲れている日は、自分にこう言ってあげたいです。

今日は、ちゃんとしなくていい。
今日は、今日を終えられたらそれでいい。

子どもたちがご飯を食べた。
お風呂かシャワーを済ませた。
なんとか布団に入った。

それだけで、もう合格です。

育児は、毎日が本番です。
誰かに採点されるわけではないけれど、自分で自分を厳しく採点してしまうことがあります。

でも本当は、もっと甘くていいのかもしれません。

今日も泣き声を聞いた。
今日もご飯を出した。
今日も何度も呼ばれた。
今日も抱っこした。
今日も片付けた。
今日も眠い中、なんとか動いた。

それだけでも、十分頑張っています。

今日をなんとか終えられただけで合格

明日の自分に少しだけ残しておく

疲れた日の育児は、「ちゃんと」より「今日を終える」。

この言葉を、自分のお守りのように持っていたいです。

明日また少し元気が戻ったら、できることをやればいい。
今日は、今日の自分を守る日。

母親が少しでも余力を残して眠れること。
それも、家族を守ることにつながっていると思います。

今日を終えられた。
それだけで十分。

そう思えるだけで、少しだけ呼吸がしやすくなる気がします。