- はじめに
- 1. 完璧な家事をやめた
- 2. 無理な外出をやめた
- 3. 他の家庭と比べることをやめた
- 4. 先回りしすぎることをやめた
- 5. 情報を入れすぎることをやめた
- 6. 頑張りすぎる食事をやめた
- 7. 「ちゃんとやる」という思い込みをやめた
- やめることは、手抜きではない
- まとめ
はじめに
育児をしていると、
「ちゃんとしなきゃ」と思う場面がたくさんあります。
ちゃんと食べさせなきゃ。
ちゃんと遊ばせなきゃ。
ちゃんと片付けなきゃ。
ちゃんと優しくしなきゃ。
もちろん、どれも大切なことです。
でも、全部を完璧にやろうとすると、
いつの間にか自分の余裕がなくなっていきます。
子どものために頑張っているはずなのに、
その頑張りでイライラしてしまう。
そんな日が続いて、
少しずつ考え方が変わりました。
育児は、何かを足すことだけではなく、
やめることで楽になることもある。
今回は、わが家で「やめたら楽になった育児習慣」を7つまとめてみます。
1. 完璧な家事をやめた
以前は、家をできるだけ整えておきたいと思っていました。
床におもちゃが落ちていないこと。
洗い物が溜まっていないこと。
洗濯物が畳まれていること。
そういう状態を見ると、気持ちが落ち着くからです。
でも、子どもがいる暮らしでは、
きれいな状態はすぐに崩れます。
片付けたそばから散らかる。
洗濯物はすぐ増える。
食後のテーブルはまた汚れる。
それを毎回きれいに戻そうとすると、
一日中ずっと家事に追われてしまいます。
だから、完璧な家事をやめました。
今は、
「今日困らなければOK」
くらいにしています。
床に少しおもちゃがあってもいい。
洗濯物が一時的に山になっていてもいい。
食器はあとでまとめて洗えばいい。
家が少し散らかっていても、
家族が落ち着いて過ごせているなら、それで十分。
完璧な家事をやめたら、
家のきれいさよりも、家の空気を大事にできるようになりました。

2. 無理な外出をやめた
子どもがいると、
「せっかくだからどこかへ連れて行ってあげたい」
と思うことがあります。
公園。
イベント。
おでかけ。
カフェ。
買い物。
楽しい予定は、たしかに思い出になります。
でも、親が疲れている日に無理をして出かけると、
だいたいうまくいきません。
準備の時点で疲れる。
出先でぐずる。
帰ってから家事が残っている。
そして最後に、
「行かなければよかったかも」と思ってしまう。
それは少し悲しい。
だから、無理な外出をやめました。
疲れている日は、出かけない。
天気が悪い日は、家で過ごす。
予定が詰まっている週は、あえて何もしない日をつくる。
外に出ることが良い育児、
家にいることが手抜き、
というわけではありません。
家で一緒に絵本を読む。
ぬりえをする。
床に座っておままごとをする。
そういう時間も、ちゃんと子どもの記憶に残ると思っています。
無理な外出をやめたら、
おでかけが「義務」ではなく「楽しみ」に戻りました。

3. 他の家庭と比べることをやめた
育児をしていると、
どうしても他の家庭が目に入ります。
SNSで見る丁寧な暮らし。
楽しそうなおでかけ。
手の込んだごはん。
知育や習い事。
見るだけなら楽しいはずなのに、
気づくと少し焦っていることがあります。
「うちはこれでいいのかな」
「もっとやったほうがいいのかな」
「遅れているのかな」
でも、家庭にはそれぞれ事情があります。
子どもの性格も違う。
親の体力も違う。
家族のリズムも違う。
見えている部分だけを比べても、
本当のところは分かりません。
だから、比べることをやめました。
もちろん、参考にすることはあります。
いいなと思った工夫は取り入れる。
でも、自分たちの暮らしに合わないものは手放す。
大事なのは、
「よその正解」ではなく、
「わが家に合うかどうか」。
比べることをやめたら、
自分たちのペースを少し信じられるようになりました。

4. 先回りしすぎることをやめた
子どもが困らないように。
失敗しないように。
スムーズに進むように。
そう思って、つい先回りしてしまうことがあります。
服を選ぶ前に出しておく。
片付ける前に片付けてしまう。
危なそうなことは先に止める。
時間がかかりそうなことは親がやってしまう。
もちろん、必要なサポートはあります。
でも、先回りしすぎると、
子どもが試す機会まで減ってしまいます。
そして親のほうも、
ずっと気を張って疲れてしまう。
だから、少しずつ先回りをやめています。
すぐに手を出さず、少し待つ。
失敗しそうでも、危なくなければ見守る。
時間がかかっても、自分でやるのを待つ。
最初はもどかしいです。
でも、待ってみると、
子どもは子どもなりに考えています。
できない日もある。
でも、できる日もある。
先回りしすぎることをやめたら、
子どもの力を信じる時間が増えました。

5. 情報を入れすぎることをやめた
育児の情報は、調べればいくらでも出てきます。
離乳食。
睡眠。
発達。
知育。
習い事。
叱り方。
遊び方。
便利ではあるけれど、
情報が多すぎると、かえって疲れます。
読むほど不安になる。
正解が分からなくなる。
自分のやり方に自信がなくなる。
そんなことがありました。
だから、情報を入れすぎることをやめました。
今は、必要なときに必要な分だけ調べます。
そして、調べたあとに必ず考えます。
「これは、わが家に合うかな?」
「今すぐ必要かな?」
「取り入れたら楽になるかな?」
情報は、暮らしを助けるためのもの。
不安を増やすためのものではありません。
情報を入れすぎることをやめたら、
目の前の子どもを見る時間が増えました。
6. 頑張りすぎる食事をやめた
子どもの食事は、気になることが多いです。
栄養バランス。
野菜の量。
手作りかどうか。
食べムラ。
好き嫌い。
できればちゃんと作りたい。
体にいいものを食べさせたい。
その気持ちは今もあります。
でも、毎日完璧なごはんを作るのは大変です。
疲れている日に無理をすると、
ごはん作りがしんどいものになってしまいます。
だから、頑張りすぎる食事をやめました。
簡単な日があっていい。
同じメニューが続いてもいい。
冷凍食品や惣菜に頼る日があっていい。
大事なのは、毎日を回すこと。
食事は、完璧な献立よりも、
安心して食卓につけることのほうが大事な日もあります。
頑張りすぎる食事をやめたら、
食卓の空気が少しやわらかくなりました。
7. 「ちゃんとやる」という思い込みをやめた
一番大きかったのは、
「ちゃんとやる」という思い込みをやめたことです。
育児は、ちゃんとやろうと思えば思うほど、
やることが増えていきます。
ちゃんと遊ぶ。
ちゃんと教える。
ちゃんと片付ける。
ちゃんと向き合う。
ちゃんと寝かせる。
でも、毎日全部ちゃんとやるのは難しい。
むしろ、ちゃんとやろうとしすぎるほど、
自分にも子どもにも厳しくなってしまうことがあります。
だから最近は、
「ちゃんと」よりも「ほどよく」を大事にしています。
ほどよく整える。
ほどよく遊ぶ。
ほどよく手を抜く。
ほどよく休む。
完璧ではないけれど、
続いていく暮らし。
それくらいが、わが家にはちょうどいい。
「ちゃんとやる」をやめたら、
育児が少しやさしいものになりました。

やめることは、手抜きではない
何かをやめるというと、
少し後ろめたく感じることがあります。
でも、やめることは手抜きではありません。
本当に大切なものを残すために、
重くなりすぎたものを下ろすこと。
それが、わが家にとっての「やめる」です。
全部を抱えたままでは、
優しくいられない日もあります。
だから、少しずつ減らす。
減らすことで、
子どもを見る余裕が戻る。
減らすことで、
自分の気持ちに気づける。
減らすことで、
暮らしが軽くなる。
育児は、足し算だけではなく、
引き算でも整っていくのだと思います。
まとめ
やめたら楽になった育児習慣は、この7つです。
-
完璧な家事をやめた
-
無理な外出をやめた
-
他の家庭と比べることをやめた
-
先回りしすぎることをやめた
-
情報を入れすぎることをやめた
-
頑張りすぎる食事をやめた
-
「ちゃんとやる」という思い込みをやめた
どれも、特別なことではありません。
でも、少しずつ手放していくことで、
毎日は確かに楽になりました。
育児を楽にするために、
新しいことを始めるのもいい。
でも、ときには
「何をやめるか」を考えてみるのもいい。
わが家は、
頑張りすぎない暮らしを、少しずつ育てているところです。