「処暑」とはどんな節気?
暦の上で「処暑(しょしょ)」は、立春から210日目にあたるころ。
毎年8月23日ごろに訪れ、「暑さが落ち着くころ」という意味を持ちます。
ただ、現代の日本に暮らしている私たちからすると「本当に涼しくなるの?」と思う方も多いはず。
実際は日中の暑さはまだまだ厳しく、台風も増えてくる季節です。
昔から農家では「二百十日」と呼ばれ、稲の収穫を前に台風被害を恐れる重要なタイミングとされてきました。
つまり処暑は「夏と秋のはざま」。
秋風を感じる瞬間はあるけれど、油断すると体調を崩しやすい季節でもあるのです。
2024年・2025年の「処暑」の暑さ
気象庁のデータによると、2024年の夏は観測史上でもトップクラスの猛暑。
35度を超える猛暑日が続き、夜も25度以上の熱帯夜が頻発しました。
特に東北や関東でも「夜が全然涼しくならない」と話題になりました。
2025年も長期予報では「平年並みか高め」とされ、処暑の時期も30度を超える日が続くと予想されています。
つまり、「処暑=秋の涼しさ」という昔のイメージよりも、「まだ残暑対策が必要」と捉えるほうが現実的。
ママたちにとっては、子どもの体調や自分の体力を守る大事なタイミングです。

産後・育児中ママが気をつけたいポイント
1. 産後の体はまだ回復途中
出産から6〜8週間の「産褥期」はもちろん、その後もホルモンバランスや体力はすぐには戻りません。
特に処暑のような残暑の時期は、寝不足・授乳・気温差のストレスが重なり、心身のダメージが蓄積しやすいのです。
「暑いし、まだまだ動ける!」と思って外出すると、急に疲れが出て動けなくなることも。
大事なのは“無理をしない”こと。

2. 赤ちゃんとママの室温管理
処暑の時期は「昼は暑いけど朝晩は少し涼しい」という微妙な時期。
けれど赤ちゃんは体温調節が苦手で、ママ自身も産後は冷えに敏感になっています。
- 昼間:エアコンで27〜28度を目安に
- 夜間:冷房より除湿(ドライ)を活用
- 風は体に直接当てない
赤ちゃんを布団で寝かせるときは「お腹を冷やさない」「汗を吸う素材を選ぶ」こともポイントです。

3. 水分・栄養補給は“ちょっと工夫”で
処暑は「夏バテ」で食欲が落ちる人が増える時期。
特に産後は鉄分不足、授乳中は水分不足に要注意です。
処暑のころは暑さで食欲が落ちやすく、つい冷たい麺やお菓子に手が伸びがち。
けれど産後の体や授乳中のママは、体力を支える栄養をしっかりとることが大切です。
⭐️おすすめの工夫
- 冷たいスープ:トマトやきゅうりを使ったガスパチョ風でビタミン補給。
- おにぎり+具材:鮭・梅・枝豆など、片手で食べられてエネルギー源にも。
- 豆乳やオートミール:手軽に作れて、たんぱく質や食物繊維がしっかりとれる。
- フルーツ+ヨーグルト:甘みと酸味でさっぱり、鉄分の多いキウイやプルーンもおすすめ。

「暑いと料理する気力が出ない…」という日も、こうした“ひと手間で完成する軽食”を取り入れると体も楽になります。

調理に時間をかけなくても、体を支える栄養はとれます。
4. 台風シーズンへの備え
処暑を過ぎると台風が増えるのも特徴です。小さな子がいる家庭では、停電や断水の影響が特に大きいもの。
- オムツ・ミルク・離乳食を2〜3日分ストック
- モバイルバッテリーと懐中電灯を充電
- 水はペットボトルだけでなく「水筒に常温」で確保
2024年の台風でも「ミルク用のお湯が作れない」という声が聞かれました。普段から備えておくと安心です。
5. ママの“心の夏バテ”にも気づこう
残暑と育児の疲れで「なんだか笑えない」「イライラが止まらない」ということはありませんか?
処暑の頃は“気温差疲れ”で自律神経が乱れ、心の不調も出やすい時期です。
- 授乳の合間にベランダで深呼吸
- 家族に赤ちゃんを任せて10分の休憩
- 「処暑だから休もう」と暦を口実にする
暦の節目を「自分をいたわる合図」にすると気持ちが軽くなります。

まとめ
二十四節気「処暑」は、夏と秋の境目。
けれど2024年・2025年のように猛暑が続く今は、まだまだ残暑対策が欠かせません。
- 水分補給と室温調整
- 簡単にとれる栄養補給
- 台風シーズンの備え
- 心を休める小さな習慣
この4つを意識するだけで、ママも赤ちゃんも快適に過ごせます。
処暑は「秋が近づく合図」。
どうか頑張りすぎず、この節目を「労わりのタイミング」として、自分の体と心を優先してください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊