
今日は家事、しません宣言。
毎日、家の中で同じルーティンを繰り返していると、ふと気づく瞬間があります。
「昨日も、その前の日も、同じように洗濯して、掃除して、料理していたな」と。
朝、まだ眠たそうな娘たちの声で目を覚まし、朝ごはんを用意し、洗濯機を回し、洗濯物を干す。
午前中のうちに掃除機をかけ、昼ごはんを作り、食器を洗い、また散らかった部屋を片付ける。
夕方になれば夕食の支度をして、お風呂を沸かし、寝かしつけ。気づけば一日が終わっている。
もちろん、それは生活の土台であり、家族が安心して暮らすために欠かせないことです。
でも、どんなに好きなことでも、同じ作業を毎日続けていれば疲れはじわじわと溜まっていくもの。
特に子育て中は、その疲れをゆっくり癒す時間さえ取れず、知らないうちに心の中に“重り”が増えていきます。
そんなとき、私が選ぶのは「家事をあえて手放す日」。
つまり、意識的に「今日は家事をしない」と決めてしまう日です。
手放す、といっても完全に何もしないわけではなく、必要最低限に絞って、あとは堂々と“やらない”。
なぜ“手放す日”が必要なのか
家事や育児は、終わりがない仕事です。
会社員のように始業・終業のチャイムが鳴るわけでもなく、「これで今日の仕事は終わり」と区切る瞬間がありません。
家族が寝静まった夜ですら、シンクの中の食器や、リビングに転がったおもちゃが目に入れば、「明日のために片付けておこう」と体が動いてしまう。
気を抜けば、朝から晩まで、頭の中は「次はあれをしなきゃ」でいっぱいになります。
その思考は休みなく回り続けるので、物理的な疲れだけでなく、精神的な疲れも蓄積されていくのです。
特に子育て中は、家事が予定通り進むことの方が少ない。
掃除機をかけようとした瞬間に0歳の次女が泣き、洗濯を干そうとしたら上の子が「遊ぼう」と袖を引っ張る。
そんな毎日だからこそ、あえて“やらない日”を作ることは、心と体のリセットに繋がります。
それは単なるサボりではなく、自分や家族のために必要な“メンテナンス日”なのです。
“手放す日”のルール
私の場合、手放す日は前日か当日の朝に「今日はこれをやらない」と決めます。
全部をやめる必要はありません。むしろ、一部だけやめる方がハードルが低く、気軽に取り入れられます。
たとえば、こんな感じです。
洗濯:今日は回さない。昨日干したものや、クローゼットの奥に眠っている服を着回す。
掃除:掃除機はなし。気になったらクイックルワイパーで軽くなぞるだけにする。
料理:三食きちんと作らない。昼は冷凍チャーハンやパスタ、カップラーメン。夜はスーパーのお惣菜やテイクアウト、冷凍食品に頼る。
そして、このルールを家族にも軽く共有します。
「今日は洗濯休みだからね」「夜ごはんはお惣菜や冷食にするね」と前もって伝えることで、自分も家族も構えができます。
家族から「なんで?」と聞かれても、「今日は私の休息デーだから」と笑って答えられるくらいの空気感が理想です。笑
実際の過ごし方
ある日の“手放す日”はこんな感じでした。
朝
目覚ましをかけず、娘たちが自然に起きる時間に合わせて起床。
朝ごはんは納豆orふりかけごはん、ヨーグルト、インスタントのスープなどあるもので。
窓から差し込む朝の光をみる余裕さえ生まれ、なんとなく満たされる時間になります。
キッチンに立つ時間は10分もかからず、食器も最小限。片付けもあっという間に終わります。

昼
掃除はしないと決めているので、床の隅にたまった埃も今日は見なかったことに。
長女とブロック遊びをしたり、絵本を読んだり、気の向くまま過ごします。
お昼ごはんはカップラーメン、長女はアンパンマンのレトルトカレー。笑
鍋も皿も使わないので洗い物もなし。
アンパンマンのパッケージというだけでも、長女は大喜び。
午後は娘たちと一緒にお昼寝して、自分も1時間たっぷり眠ります。

夜
夕飯は冷凍のチキンナゲットに、野菜だけは切って具沢山お味噌汁のみを作り、「今日はこれでいいや」と肩の力を抜く。
「チキンナゲットだ!」と喜ぶ長女の顔を見て、手抜きの罪悪感はどこかへ消えます。
後片付けも最小限なので、娘たちを寝かしつけた後は自分時間。
録画していたドラマを見たり、SNSをのんびり眺めたり、久しぶりに自分のためだけの夜を過ごせました。

シャトレーゼのシャトーレザン。お気に入りのカルディのマグカップで。
手放した日の気づき
やってみて気づいたのは、家事を減らしても意外と家は回るということです。
洗濯物が1日分たまっても、翌日まとめてやれば問題なし。
床の埃も命に関わるわけじゃないし、料理を手抜きしても、長女はアンパンマンカレーやチキンナゲットをとても嬉しそうに食べていました。
それよりも、自分に余白ができたことで気持ちが軽くなり、娘たちに対する接し方も柔らかくなった気がします。
時間があれば、長女が「見て見て!」と言ったときに、手を止めてちゃんと見てあげられる。
余裕のないときには流してしまいがちな会話も、しっかり受け止められるようになります。
翌日に感じた変化
不思議なことに、“手放す日”の翌日は家事へのやる気が戻ります。
「昨日は休んだから、今日は頑張ろう」という前向きな気持ちで動けるし、同じ家事でも効率よく終わらせられる。
まるで、長距離マラソンの途中で給水所に立ち寄るような感覚。
ほんの少しペースを落とすことで、その先の道を元気に走り続けられるのです。
おわりに
家事は毎日完璧にこなすもの、と思い込んでしまいがちですが、実際はそうじゃありません。
私たちは家事のために生きているわけではなく、生活のために家事をしているだけ。
だから、ときには“やらない”選択をしてもいいんです。
もし最近、「なんだか疲れが取れないな」と感じているなら、ぜひ一度“家事をあえて手放す日”を試してみてください。
あなたが少し肩の力を抜くだけで、家族との時間も、自分自身の心も、驚くほど豊かになります。
そして、その余白こそが、毎日の暮らしを続けるための一番のエネルギーになるのです😌
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます😊